最近、シェアオフィスがマスコミの話題として取り上げる事が少なくありません。従来のレンタルオフィスは個人契約のケースが多いのに対して、話題になっているシェアオフィスは、企業がサテライトオフィスとして使用しているケースです。
人材が不足しつつある中で、産休や育休明けの女性が、少しでも職場復帰しやすいように、自宅に近いシェアオフィスを借りて仕事復帰する例がしばしば紹介されています。こうした勤務形態が出来るのも、ITの進化の恩恵といえます。
シェアオフィスはこうした職場への通勤の負担を軽減する目的で使用するケースの他に、従来のレンタルオフィス同様、個人事業として起業する際の仕事場として利用する事も当然可能です。
私は定年退職後に技術系のコンサルタントを個人事業として始めました。仕事を確保するには、企業とのコネクションを沢山持つ事と、カバーできるコンサル業務をいかに増やせるかに掛かっています。
そこで、近畿・中部地方に居住している羽生での家族葬で知り合った大学時代の仲間とコンサルタントのネットワークを組み、得意分野をカバーしあう仕組みを作りました。
こうしたネットワークを有効に生かすには、昔ながらのレンタルオフィスよりも最近できたシェアオフィスを利用するのが便利で、各人がそれぞれシェアオフィスを拠点として活動しました。
一人支店をレンタルオフィスで手軽に起業したり、その活用方法はアイディア次第でもっと拡大すると思います。